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「流行風邪に注意！！」〜うがいで予防〜

12月の花『山茶花(さざんか)』
１１月に入ると昼間と夜の温度差が激しくなり，
１２月になると急に寒くなりましたね！
インフルエンザ予防接種も始まり，
子供たちをはじめ，大人にも風邪が流行りはじめているようです．
症状は嘔吐や下痢，発熱です．
当院，予防歯科＆矯正歯科では，『流行風邪対策』として，
毎回の歯磨き指導前に，イソジンによるうがいを(ヨードアレルギーのある方以外）
全員に行っております．
風邪感染の入り口は
主に口・鼻・咽頭の粘膜を通じ体内に入ります．
歯磨き前の手洗い・うがいは大切な風邪予防です！！

【手洗いの方法】
手は、外で様々なものに触れて、想像以上に細菌等に汚染されているんです．
手を洗い細菌等を洗い流してしまうことは、非常に効果的な感染の予防方法です．

１，手を水で濡らし石鹸を泡立てます．
　　固形石鹸の場合は水ですすいで元に戻しておきましょう．

２，手の甲，手のひらから，親指，指の付け根，
　　指と指の間を丁寧に洗っていきます．

３，爪の隙間も注意して洗いましょう！
　　この時は『歯ブラシ』などを使って洗うと効果的です！！(＾＾)ｖ

４，さらに10秒から15秒もみ洗いをします．
　　この作業は手についた細菌等を洗い流すのに効果的です．

５，清潔なタオルで手を拭き乾かします。

【うがいの方法】
のども手と同じように外の空気に直接さらされる部分．
のどは細菌等を体の中に進入させない働きをもっていることから，
驚くほどの細菌等が付着しているのです．
細菌等を取り除くためには、適切な方法によるうがいが必要です．

１，うがいがしやすい量（約20ミリリットル）の水，
　　またはうがい薬を希釈したもの，または，お茶などをコップにとります．

　　＊アレルギーのある方にもアレルギーの無い方にも，
　　　『お茶(緑茶)・紅茶』でのうがいは特におすすめ！！

『お茶(緑茶)や紅茶』にはカテキンによる殺菌作用があるので風邪に予防効果が高いです．(＾＾)！
　　　　　　　〜・〜・〜詳しくは下記をお読みください〜・〜・〜

２，まず，残った食べ物などを取り除く目的で．口に含んで強くうがいします．
　　
３，次に，上を向いて，のどの奥まで液が回るように15秒程度うがいします．

４，同様に15秒程度のうがいを何回か繰り返します．

《《うがいに緑茶！緑茶より紅茶！！のおすすめ：理由１》》
　『緑茶』にはムシ歯予防に効果のあるフッ素が多く含まれるだけでなく，
カテキンによる殺菌効果もあります．
　さらに，お茶に含まれているしぶみの成分であるカテキンは，『緑茶』を発酵させてできた『紅茶』にすると作用が強化されることを知っていますか！！
　『紅茶』は『緑茶』より殺菌効果が高いのです！

《《ワクチンと同じ働きをするカテキン！『紅茶』は強力！：理由２》》
　『紅茶』を通常の飲用の5倍ほどに薄め，体温程度にあたためてうがいをすると，カテキンがウイルスの赤血球凝集素に結合して，のどの細胞の鍵穴と結合しなくしてしまいます．要するにワクチンと同じ働きです．

　ワクチンはウイルスの型と一致しないと効きませんが，カテキンは型に関係なく効果が期待できますので，トリ型でもブタ型でも，勿論ヒト型でも効くそうです．

　これは今から15年くらい前に島村らの研究によるもので，実際のヒトを使った実験でも『紅茶でうがいをした集団』は，血液中の抗体価の検査で明らかに感染が少なかったという結果になっていました．
ちなみに『紅茶を飲む』のではだめで，ミルクティーも効き目がないそうです．

　今冬ひょっとして流行するかもしれないインフルエンザ．ワクチンのかわりに，『紅茶うがい』で対処できるかもしれないことを期待して，知識として頭のすみに入れておくと良いのではないでしょうか．

さあ，正しい手洗いうがい，歯磨きで外から進入する細菌・ウイルス等を
キレイに洗い流しましょう〜．(＾０＾)/

【おまけ】イソジンのうがいは口腔内の炎症や口臭の予防にもなります．

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